経営の見える化が実現し
ITによる業務効率の効果も実感。
次はDX化に力を貸してもらいます。
当社の成長に欠かせないパートナーです。
株式会社ノースオブジェクト様
企業様紹介 株式会社ノースオブジェクト 様
1999年、子育て中のママに向けたアパレルメーカーとして大阪府で創業。「ママとファミリーに『手に届く豊かな暮らし』を届け役に立つ」を企業理念に、卸売業をベースに直営のアパレル雑貨店、ベーカリー、レストランの運営へと事業を拡張し、2021年春には大阪府大東市にブランドの世界観を集約した街「Keitto」をオープンしました。「衣」から「食」そして近い将来「住」へと発展を目指している企業です。
そんなノースオブジェクト様では、Innovation Treeの訪問型経理アウトソーシングサービス『理TO利』をご利用いただいています。南 大助 代表取締役にお話をうかがいました。
経営によいインパクトを
与えてくれる。
頼りにしています。
代表取締役南 大助 様
事業拡張で経理が煩雑化。経営指標が見えない事態に。
アパレルメーカーからスタートし、「衣」「食」「住」へとビジネスを拡げてきたノースオブジェクト様。いずれの事業も「日常を楽しく過ごすためのちょっとした工夫とアイデア」の提供で、子育て世代から支持を集めています。実は、こうした事業成長に伴い、社内では経理業務が急増し、複雑化していきました。南代表は言います。
「主業の取引が増え、さらに業態が増えたことも重なり日々の経理処理がどんどん増えて煩雑になり、私は月次決算を見ることもなかったんです。月々の利益を把握していないから予算管理もできず、2-3か月後に出る試算表で初めて経営状況を知るといった状態でした。なんとかしなければと思っていました」
また、新しく事業を始めようとしたときに、財務の計画を立て、現業も考えながらシビアにアドバイスをしてくれる、財務部長のような存在も必要だと考えていたそうです。
「とはいえ、いま財務部長を探して雇用するというのは現実的ではないし、募集してもすぐに適任が見つかるか分からない。まずは、経理業務をサポートしてくれる人を探してはどうかとアドバイスをもらいました。そこで紹介いただいたのがInnovation Treeの訪問型経理アウトソーシングサービス『理TO利』でした」
事業への理解やアイデアの豊かさに触れ、導入を即決。
Innovation Treeの代表である田中に直接会って話をしたことで、南代表はサービス導入を即決してくださいました。
「田中さんは当社の事業への理解度が高く、相談の段階で出てくるアイデアもよかったので、迷うことなく『理TO利』を利用しようと考えました。企業理念に共感してくれたことも心強かったです」
ノースオブジェクト様は子育て中のママや地域の方が働ける場の創造に取り組む企業。Innovation Treeも経理業務の経験豊富なシニアの活躍の場を増やすべく事業展開しています。さまざまな人が輝く社会の実現を目指す両社の理念がリンクしたことも、サービス導入を後押ししたそうです。
契約締結後は、Innovation Treeの経理実務者がオンラインと並行し、月に8日間、会社を訪問し、経理ご担当者をサポートして経理データを作成。それをもとにInnovation Treeの経理スペシャリストが月次資料を作成しています。
経営が可視化され、ITで業務の効率化も実現。
サービス導入後は、まず煩雑化した経理業務を適切に処理できるように業務の流れを整理。そして、南代表が営業利益や経常利益を見ることができるように情報を整理しました。こうして経営指標の見える化が実現しました。
「毎月、きちんと売上や利益のデータがわかるようになりました。また、店舗数が増えるなど会社の成長に伴って把握すべき数字が変わってくるので、そうした情報の読み方もサポートしてもらい助かっています。財務面でのアドバイスは、意志決定の材料にさせてもらっています」
「社内ではものを作って売る、というしくみはできていますが、事業成長につれ、それだけでは成り立たなくなってきました。そうした部分を助けてもらっています」
さらに、経理の業務が効率化したことも大きな成果だと南代表は言います。
「例えば、手書きの銀行振込をインターネットバンキングに変え、ムダな業務を減らしました。IT化はイニシャルコストがかかるので、経理担当者からは私に提案しづらいことを、Innovation Treeの田中さんが指摘し、サポートしてくれたから実現しました」
デジタル化への意識が高まり、従業員の方にも好影響が。
ITにはあまり積極的ではなかった南代表が、今では自らデジタル化推進のアイデアを考え、Innovation Treeに相談を持ちかけてくださるなど、ご自身も変わったそうです。
「IT活用によって業務の効率化や生産性の向上を実感してから、もっと上手くデジタル技術を使っていこうという意識が強くなりました。やはり専門家と話をし、最新情報を提供してもらえるからこそ、アイデアが浮かんできます」
また、外部の専門家がサポートするようになってから、社内の経理の方にも好影響があったそうです。
「資金繰り表など、どこからどう手をつけたらいいか分からなかったことも相談しているようで、当社の経理担当者もInnovation Treeさんを頼りにしています」
夢を叶えるパートナー。DX化へのサポートにも期待。
現在ノースオブジェクト様では、PL(損益計算書)が月度締めから2カ月後に作成されており、このスピードを上げるためにDX化を検討中です。さらに経理からDXをスタートし、業務全般にデジタル変革を進めるため、Innovation TreeのDX化支援サービスを活用いただく予定です。
「Innovation TreeさんはIT、経理、人事について総合的な知識や経験を持っているから心強いです。私たちの夢や思いを叶えるときに、私たちが持っていないピースを提供してくれる。ビジネスパートナーとして、これからも頼りにしています」
心強い存在です。
私もスキルアップできています。
財務本部 会計寺田 万里子 様
当初は経理を分かっている人が社内に少なかったため、『理TO利』を利用し始めたときは、理解してくれる人ができて心強く感じました。一方、業務を一部アウトソーシングすることに少し不安はありましたが、今ではInnovation Treeさんにお任せしないと、仕事が進みません。それほど信頼しています。仕訳入力などをお願いしているのですが、サクサクと業務を遂行してくださっています。
Innovation Tree のスペシャリストの方には、PLの作成方法や心構え、予実管理、予算の立て方を教えていただきました。おかげでスキルアップができ、最近ではそうした財務に関わる業務も私が把握し、進められるようになってきました。
インターネットバンキングへの切り替えをはじめ、ムダに手間がかかっていたルーティーンを1つずつ改善し、業務の効率化を図れました。外部の専門家からの助言で社長も客観的に把握し、納得していただけたのだと思います。今後のDX化推進でも力になっていただけるとのことなので心強いです。
家族の幸せ時間を提案する事業を拡大
尊敬する企業であり、経営者です。
Innovation Tree担当者より
ノースオブジェクト様は、忙しい毎日を過ごす子育て中のママたちに寄り添う、心地よさとこだわりがあり、お手頃感を大切にしたものづくりから事業をスタートされました。そして、お金をかけるのではなく、日常にあるものに少し手間をかけ、工夫することで毎日を彩る『手に届く豊かな暮らし』をテーマに、家族の幸せ時間を提案する事業を拡大し続けていらっしゃいます。私もおおいに共感するところです。
そんなノースオブジェクト様のトップである南代表は、数字をきっちりと作り、「理(念)と利(益)」の両軸を持った尊敬する経営者です。南代表からパートナーとして選んでいただいた私たちもノースオブジェクト様のように常に進化し、事業成長のお役に立てるよう努力を重ねてまいります。
代表取締役田中 優介